スマホの画面を開いた瞬間、「なんだかごちゃごちゃしているな」と感じたことはありませんか？
気づけば何ページにもわたるアプリのアイコン。SNS、ショッピング、ゲーム、写真、メモ…。
用事がある時に探すのも一苦労で、気づかないうちにストレスの元になっていたりします。
そんなときに試してほしいのが「アプリを削除せずに、ホーム画面から取り除く」という方法。
これは意外と知られていないちょっとした工夫なのですが、実際にやってみたら、見た目も気分も驚くほどスッキリしたんです。
除ではなく「取り除く」という選択
スマホのアプリ整理というと「いらないアプリを削除する」と思いがちですよね。でも、削除するのは少し勇気がいります。
後でまた使うかもしれないとか、データが消えたら困るとか、思うとなかなか踏み切れないものです。
そんなときに便利なのが、iPhoneなどにある「ホーム画面から取り除く」という機能。
これはアプリを消すのではなく、ホーム画面からアイコンだけを非表示にする設定です。アプリ自体はスマホ内には残っているので、Appライブラリ（アプリ一覧の画面）からいつでも再アクセスできます。
使わないけれど削除するのは不安という人には、この方法がちょうどいい中間点。言わば「ちょっと距離を置く関係」のようなものです。
操作はとても簡単です。
- ホーム画面で整理したいアプリを長押しします。
- メニューが出てきたら「Appを削除」を選択。
- ここで「Appを削除」ではなく「ホーム画面から取り除く」をタップします。
これだけで、ホーム画面からそのアプリは姿を消します。けれどアプリ自体はスマホの中にしっかり残っています。
後で使いたくなったら、画面を右にスワイプしてAppライブラリを開き、名前で検索すればすぐに見つかります。
この「削除じゃなくて取り除く」という選択肢があることで、気軽に整理ができるようになりました。
もし間違って取り除いてもすぐ戻せるので、失敗を気にせずどんどん試せるのもポイントです。
使わないアプリがな
ホーム画面からアプリを取り除いて一番に感じたのは、探す時間が減ったこと。
今まではどこに何があるか分からず、つい通知バッジの多いアプリを開いてしまうこともありました。
でも、必要なものだけを並べてみると、まるで机の上を片付けたみたいに気持ちが軽くなります。
しかも、画面がシンプルだと誘惑も減るんです。
ぼんやりスマホを開いたとき、すぐSNSや動画アプリをタップしてしまう癖も少しずつ減りました。
やるべきことに意識が向くようになり、無駄な時間が減って、気づけば就寝前のスマホ時間も短くなっていました。
3つのうれしいメリット
- 見た目がきれいになって気分が上がる
アイコンが減るだけで、ホーム画面が呼吸しているように感じます。白い余白が増えて、まるで新しいスマホを使っているよう。 - 操作がシンプルで探しやすくなる
使うアプリが限られるから、迷う時間がぐっと減ります。仕事や家事の合間でもサッと目的のアプリにたどり着けるのはとても快適です。 - 心が整理されて生活にも余裕が生まれる
スマホは毎日目にするもの。そこが整うことで、頭の中までスッキリして「もっと簡単でいいや」と思えるようになりました。暮らし全体にもいい影響が出てくる感覚です。
デジタルの空間も「片付ける」
部屋の片付けと同じで、スマホの整理も「見せ方を整える」ことが大切です。
アプリをむやみに消すのではなく、自分が心地いいと思う配置を見つけること。
使う頻度の高いものだけを手元に置いて、必要な時にだけ他のアプリを呼び出す。これくらいの距離感がちょうどよく感じます。
スマホを開いた瞬間、目に入る情報量が減ると、次の行動もすっと決まります。
まるで整理整頓されたデスクに向かうと、自然と仕事がはかどるのと同じです。
まとめ ― 「取り除く」から始まる心の整理
スマホの断捨離というと、ちょっと重たい響きがありますが、「消さずに取り除く」なら気軽に始められます。
ふとした隙間時間にアプリを1つ取り除くだけでも、画面が軽くなり、気分も変わります。
物を減らすのが「ミニマリズム」だとしたら、デジタルの世界にも同じ考え方が通じます。
アプリが少なくても不便ではなく、むしろ「必要なものしかない」状態がとても心地いい。
ぜひ一度、あなたのスマホでも試してみてください♪